神奈川で注目されている電力自由化について

平成17年の電気事業法改正以来、段階的に進められてきた電力自由化が、平成28年に、ついに完全自由化となり、消費者が自由に電力供給会社を選択することができるようになりました。神奈川県では、これまで県の保有する公共施設などに対して積極的に新電力の導入を進めてきたため、一般家庭への供給に対しても多くの事業者が参入してきました。既存の東京電力のほかに、東京ガスや、石油製品等を取り扱うエネルギー関連企業、携帯電話産業なども参入しています。その他にも、太陽光発電などの再生可能エネルギー関連企業も参入する中で、どの企業から電力を購入するのが最も良いのでしょうか。従来通りの電力会社から供給を受けている方も、これを読んで、家計の見直しの一つの契機にしていただければ幸いです。

まずは、電力自由化についてよく知りましょう。

平成28年度より電力の小売が完全自由化されましたが、まだまだ電力自由化について誤った認識をされている方も多いので、まずは電力自由化に対して正しい知識を持ちましょう。まず、誤解されている方が多いのが、電力会社を変更することで、新たに電線を引き直すなどの作業が発生するのではないかという点ですが、電線は今まで通りのものを使用できます。また、電力会社が倒産した場合に、電力の供給がストップしてしまうのではないかということを心配されることもありますが、新しい電力会社が見つかるまでは東京電力が電力の供給をしてくれますので問題ありません。集合住宅の場合でも、契約名義が個人になっていれば変更は可能です。ウェブサイト上で、神奈川県の電力供給会社を一括で比較することができますので、まずは試算してみるといいでしょう。

どの企業から電力を購入するといいのでしょうか。

では、どの企業から電力を購入すればよいでしょうか。まずは既存の東京電力ですが、電力の小売自由化に伴って、料金体系を変更しており新規参入事業者に対抗している。一方で、新規参入事業者は、電気料金だけでなく、自社の商品の価格をセットで値下げすることで独自性を打ち出している。例えば、ソフトバンクは携帯電話の使用料を値引きしており、また、石油製品関連企業はガソリン代の値引きをすることで、お得感を打ち出している。また、神奈川県内で既に公共施設などで、高圧や特別高圧での電力供給の実績がある企業も参入しているなど、実際にどの企業が自分にとってベストかどうか、一度家計の支出を整理して検討してみるもよいでしょう。電力見直しにより1ヶ月で千円以上削減できた家庭もありますので、手間を惜しまず見直しを検討しましょう。